2007年 鈴鹿300km耐久ロードレース
■選手コメント
小西良輝「300Kmを一人で走った経験は無いので不安だった。どの位のペースで行ったらいいのか分からなかったが、マシンもベストセッティングだったし自分のペースを守って走ったら自然に結果が残ると信じていた。チームワークの良さがこの結果を残せたと思うし、安田を温存出来た事は今後にプラスになると思う。この結果を踏まえて本番の8耐に向けて弾みを付けたい」
■レースコメント
土砂降りの雨が降ったかと思うと青空が出るという不安定な天候の中で行われた予選。小西はこの難しい状況の中、路面が乾いている早いタイミングでタイムを出すという落ち着いた走りを見せて予選8番手に付けた。今回は小西、安田のペアでエントリーしていたが、安田の体調が優れないために急遽、決勝は小西一人で300kmを走り切ることとなった。不安定な天候が心配されたが、決勝はドライでスタート。小西はまずまずのスタートを見せ、序盤を7位で走行。ガス欠などのハプニングが上位陣に出る中、小西は安定したペースで周回を重ね、ピットイン後、徐々にポジションをアップ。33周目には3位に上がった。46周目、2位を走るマシンが給油のためにイレギュラーのピットインをし、小西は自動的に2位に。そのまま52周を走りきり、2位表彰台獲得となった。
チームコメント「小西の走りは完璧だった、8耐に向けたデータ取りにでも最高の結果だと思うし、昨年の小西のペースから考えたら新たな戦略を立てる事が出来るので今から本番の8耐が待ち遠しい」