【COLUMN】8耐テストが終わりPhへ。

全日本の菅生が終わってから俺達のモードは鈴鹿8耐に向けてのものになってしまう。

何だか全日本選手権やってる気がしないくらいレース間隔が開いてしまうのでボケちゃう。(J-GP3だけは筑波でやったけどね)

8耐を目指しているチームは事前テストがあるので鈴鹿に集合。鈴鹿も何だか久し振りな気がした(それもそうだ、今年は年頭の2&4が開催されなかったから)鈴鹿2&4も3月下旬くらいに開催してくれたら積極的になれるけど、近年開催が早まっているので寒くて危なくて(去年なんか雪がぱらついていたからね)とてもヤル気にはならない(中には低温が得意なチーム・ライダーもいるけどね)

という訳で久しぶりの鈴鹿、平田町。昼飯はチーム児玉の御大がピットまで車を横付けして迎えに来てくれるので問答無用(このところ昼飯はほぼ毎日“大林”中華そば)その段階で夜ご飯の相談も!最近アルコールがめっきり弱くなった俺は、ライダー達にせがまれ?て寿司だ焼肉だ、食い物系に走っているな。

昔飲み友?の浩ちゃんなんか、話にならないとばかりに、俺なんか無視してボス児玉を相手に飲むようになってしまった。(苦笑)

ウチの贅沢ライダー達は「やっぱり旨いもの食べて元気を出さないとタイムも出ないです」言うけど、ホントかね?

その寿司安での出来事。ママさんは凄いレース大好きで、いつもサーキットにも応援に着ている(特にハルクプロという訳では無くネ)だからライダーや4輪ドライバーもたくさん

知っているんだ、お店の壁には所狭しとみんなのサイン色紙が飾られている。(俺のサインはいつもカード支払いだけど)

初顔の恵斗、ママさん「あら?こちら新しいライダーさん?」俺が「うん、コイツは二年連続で600のチャンピオンです」ママさん早速サイン色紙を持ってきた。「良かったな、恵斗認めてもらえて」晴れてハルクの歴代ライダーと共に寿司安のどこかに飾られる事になった。

翌日の走行では寿司安パワーも有り、まあまあのタイムで走っていたので投資がいが有ったといえるのかな?

まあまあの走りを見せた今年の8耐ライダー達に安心した俺は、翌週フィリピンに飛んだ。

俺がフィリピンのベースに帰るとまずやる事は、トレーニング用CBR300Rのメンテナンス、使ってないのに勝手にフロントフォークからオイルが漏れてたり、バッテリーは外してあるけど、電圧が下がっているので再チャージ、その他細々手を入れる箇所が多い。

ライダー達がトレーニングに来た時使う部屋も頻繁に手入れが必要なんだ。(これが本当に頭に来るくらい)使ってないのに壊れるエアコン。トイレは定期的に水を流さないと、いざという時に役に立たない。怖いのはビルの外壁の塗装(日本じゃ絶対に自分じゃやらないけどフィリピンでは普通に何でもやるね)ハルクのビルの屋上に上がると足がすくむんだ、それから何よりも“暑い”日本では毎日のように熱中症なんて言葉がTVとかから聞こえてくるけど、フィリピンじゃそんな言葉は聞いた事が無い、当たり前だ熱中症は日本語だからね。

イヤ、そういう意味じゃなく、ホントに“マイネー”(暑い)は言うけどそれで終わり、誰かが倒れたとかパタイ(お亡くなり)とか聞いた事が無い、考えてみりゃあ暑さに対してのキャリアが違う。日本なんか地球温暖化だとか騒ぎだしてから暑い暑いと言い出して、ここ20年ぐらいのモンだからね。年がら年中暑いフィリピンでは生きていけないよ。

外で仕事しながら暑い暑いとうるさいのは俺だけ。(苦笑)

でも嬉しいのは先日我らのSDG社からウィンドレーサーが届いたんだ。ウインドレーサーというのは特別な構造の送風機で、その風は25メートルプールのスタート台から反対側まで届く。(今年の鈴鹿8耐ではSDG社が全ピットにこのウインドレーサーを設置してくれるので、ピット組はその効果に感動するでしょう。併せてスーツ乾燥ブースも開放するので今年の8耐環境改善は相当だと思うよ)

俺は早速ウインドレーサーのマウントフレームを作ったね、普通の立方体じゃつまらないので、以前にSDG社のどこかでみた記憶の、ちょっとしゃれたフレームにしてみたけど、これが大変だった、大人しく真っすぐ90度と直線でつなげば良かったのに。理想と現実のギャップに苦しめられた。それでも出来上がったフレームに真新しいウインドレーサーを載せて電源プラグを差し込めばそれはビックリ、パーキングの端から端までさわやかな風が吹き抜けた。作業を手伝ったフィリピンの兄ちゃん、ウインドレーサーからどんどん離れて「まだ届くまだ届く」「マガリン!マガリン!」(笑)

これでタルラックトレーニングのピットも居心地が良くなること間違い無しだ。