【COLUMN】久しぶりの投稿2023

最近本当にコラムの更新をしていない。

ふと気が付けば時は既に梅雨入りしている6月だ、前回の更新原稿の初めの一行が新年あけまして・・・どれだけ放ったらかしているんだよ。反省しています。

一応前回のコラムを見て、続きという事で。

今年のシーズンオフはフィリピンウインタートレーニングに、大腿骨の追加手術を行った榎戸を除き、チームのライダー全員とアジアチームからマネージャーのロドニーと超ベテランメカニックの高久も参加したんだ。

ハルクプロフィリピンにはワークショップの他、宿泊個室12部屋とトレーニングジム、ミーティングルーム、オフ日ルーム?等がある。

ハルクプロから1時間半ぐらいの場所にタルラックヒルサーキットという1周2Kmに満たない、ミニバイクコースに毛の生えたようなサーキットがあり、ここでCBR300Rを朝から晩まで乗らせる。このサーキットには付帯設備として、プール、400mトラック、サッカー場、ゴルフショートコースまである。トレーニング後はそのまま施設のロッジに泊まることが出来るので、移動の煩雑さも無い。ライダー達は、まあ飽きもせずに良く乗っていたね。送り込んだ30セットのタイヤ、殆ど使い切った。膝のリハビリ名越哲平、胸椎骨折の埜口遥希、元気なのは國井勇輝と前半参加の千田俊樹。

4人に加え、ホンダフィリピンサポートライダーの2名と以前に応募してきたマルコの計7名がひたすら走り込んだ。

丸一か月のウインターキャンプの成果が試される開幕戦。先陣を切ったのはARRCの埜口遥希。タイ・ブリラムで完璧なスタートを切り2連勝。次は全日本もてぎ、JP250クラスの千田俊樹が見事な勝ちっぷり、ST1000の國井勇輝が初レースながらガッチリ2位、榎戸は6位。JSBの名越哲平はレース1・2共に3位表彰台。

リハビリ明けの榎戸はしょうがないけど、フィリピン帰りの全員が開幕ダッシュだ。やっぱり1カ月間のトレーニングは無駄じゃなかった。名越は鈴鹿2&4レースでも連続表彰台で、自身初の4連続表彰台ゲットとなった。

アジア選手権ラウンド2マレーシア・セパンでは埜口が苦戦した。レース1・2共優勝出来ず、BMWのラッテンバーガーにやられた。レース1では少し残念なレース運びのライダーのお陰で、ラッテンバーガーに楽なレースをさせてしまったな。次戦菅生ではキッチリ借りを返さないと。

全日本は菅生。前回イマイチだった榎戸、直前に第一子が誕生したこともあり、絶好調!奴らしくシッカリお約束?の転倒はあったけど、レースでは他を寄せ付けない完璧な走りで、レコードタイムを記録しながらほぼ完全優勝。

前回2位表彰台の國井はちょっと残念な4位だったが内容は悪くない。

調子に乗れなかったのは名越哲平、レース16位レース2は8位といいところが無かったな。

最近、若いうちのライダー達、食事にうるさい。レースの時はそれ程でも無いが、

テスト時は声のボリュームが上がるんだ。特に仙台や鈴鹿では店名指定。「お前らなあ、観光じゃないんだから」(苦笑)

まあ、美味い飯食わせて結果が出るんならしょうがないか?