【COLUMN】Vol.279 全日本後半戦スタート

8耐が終わって、全日本も後半戦に入り、初っ端はもてぎの2&4。

涼が乗るCBRは8耐以降アップデートしたのが好感触のようだ。巧がウチで乗っている時からずーっと言い続けてきた要望、何年掛ったかな?エンジンは良くなっていたので、もてぎは楽しみだったな。

果たして、涼はよく頑張った。当面のライバル?野佐根が脱落したので、怪我が癒えない巧の代わりに中須賀を追い掛けたが、スタート後の1コーナーをオーバースピードで入り過ぎ順位を落としてしまったので、中須賀の後ろに付けた時にはだいぶ無駄にタイヤを使ってしまったからね、終盤のスパートには付いて行けなかったな。(まあ、他にも小さなトラブルもあったので厳しかった)それでもクラス初の表彰台、涼にはいつも言っている。「全日本ではぶっちぎるくらいでないと世界では通用しないよ」しかし、まだまだ壁は高い。

俺達は普段多くのクラスに参戦しているので、一日がすぐ終わる。忙しいんだ。2&4は一クラスしかないから一日が長いね。せめて予選の朝20分でもいいからフリー走行の時間が欲しいな。以前から各施設には委員会の時に要望しているけど実現しない。せめて2&4の時くらい実現して欲しいもんだ。

 もてぎの後は岡山国際。後半戦初めての全クラスレース。

ここでも涼が好調維持。事前テストから雰囲気は出ていたので楽しみだったね。

今回は選手会が動いてセーフティーゾーンの拡大を果たし、少しだけ安心感が増したようで良かった。もちろんARTも積極的に動いたよ。選手会本来のアクションはこういったところなんだ。自分達の身体を守るための行動、施設だって分かっているけど具体的な要望が出て来ないと動きようがないから。

俺達がARTを作って、施設やMFJに要望や提案をしていく。それが参加側の総意であれば、事は動くんだね。これからも積極的に動きたいもんだね。

涼のレースはいきなりのウエットになり、少し戸惑ったね。何故なら、今のバイクでウエットは走ったことが無いのでデータがゼロ。エイ・ヤーって感じのセッティングで臨んだレースだったけど、その割に結果だけをみれば悪くなかった。前回に続いての2位表彰台。(本人はライバルと目視ている野佐根に負けたのが悔しかったみたいだけど)

同じくウエットでブッチギリを決めたのが榎戸。筑波のウエットレースでも勝っているので自信があるのか?(そのくせ良く転ぶから、よく分からない奴だ)ウエットの方が転びやすいと思うけど、意外に転ばない。

反面、哲平は付いて行けなかった。セッティングも少しコンディションを読み間違えたけど、モト2レースに出ていきなりGP2だと感覚が中々戻らないみたいだな。何とか5位で踏ん張り、ランキングトップの座は維持した。残り2戦、本当の戦いだ。

上原は困ったよ。何でこんなになったのか分からない。夏休みの間、もてぎでトレーニングしたり色々アドバイスしたりもしたけどね。ギリギリ最低限のポイントは取ったので、最終戦まで出られるのが良かったこと。

俺は岡山が終わってからフィリピンに飛んだ。フィリピンにはいくつかサーキットがあるけど、コースの長さや安全性に関しては「?」なんだな。今回の目的は、まだ行ったことの無いサーキットの視察。シーズンオフのハルクトレーニングや、現地ホンダフィリピンのライダー育成プログラムの手伝い。ARRC参戦のベース基地の建築も忙しかった。

シーズン終了後には、冬の間みっちりチーム員とトレーニングに励もうかな?あっ、俺は別メニューのね。総合グラウンド、スイミングプール、テニスコート、ゴルフコース。俺が使うのは最後の一個しかないけど(笑)。

 

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