【COLUMN】Vol.276 最悪のレースから丸一年

2019年開幕もてぎ

今年も全日本が開幕した。例年寒かったり雨が降ったりとかで、あまり良いイメージがなかったけど、今年は天気に恵まれたな。

 レース前にトランポがバイクや機材乗せたまま盗まれた事件が複数起きたり、岡山では不幸な事故があったりと暗かったが、レースは好天気のせいもあり、各クラス好タイムが記録されていた。

GP3は当時とエンジン規定が違うので比較にならない、GP2は予選用タイヤを活用した高橋のタイムはハードルが高い。そんな中、JSBの巧と中須賀が驚異的なタイムでレコードブレイク。BSSTタイヤは半端ない、GP2のスリックと遜色ない?特に岡本の走りは圧巻だったな。GP2の哲平や育寛にハッパをかけたよ。

 俺達のレースはGP2から、哲平は去年ポールポジションスタートながら、チェーンが外れるトラブルでリタイヤしている。(未だにナゾのまま)朝のフリー走行が終わった時点でチーフの堀尾が渋い顔(決していい男に使う意味での渋いでは無い)「昨日から水のリターンが多いんですよ、特に水温が高い訳でも無いのに」朝、考えられるパーツは交換して出たらしい。俺は「去年の事もあるから換えよう」即答した。

事務局に行き申請用紙にエンジン交換理由を書き込み終了、、、じゃない。受領書の代わり?に領収書!俺「今払うの?優勝するから賞金から引いてよ」そんな事を聞いてくれる所では無い。ハッキリ「ダメです」()

 恐らくヘッドガスケットの不良だろうね、エンジン壊す前に換えるのが無難。レースは哲平が二年分のうっぷんを晴らす勢いでブッチギリ優勝。榎戸も健闘していたが、表彰台には届かなかったな、まあ、少しずつ上がってくるだろう、スピードのセンスはある。

 その次は前日のレース1に続いてJSBのレース2.涼がレース1に続きレース2でも6位入賞。トップグループの二人はもちろんの事、セカンドグループにも離された涼の顔は悔しさでいっぱいの表情。この顔が必要なんだよ、6位で満足していたら先が見えてしまう。

JSB二年目の涼が今年ブレイクするかどうか、俺達が去年感じたことから、今年の取り組み方を変えさせたことの成果が試される。

 最後はST600.上原大輝。これが問題。いいものは持っているんだけど何故か発揮出来ない。

JP250みたいなヌルいレースやらせたからなのか、本人の性格なのか、とにかく解らない。話は良くするしバイクについても良く勉強している(と思う)とにかく成長しない。

レースも2周目の1コーナー飛び込みでハイサイド転倒。スタート前に「基本を忘れるな、スローイン・ファーストアウトな!」全日本のレーススタート前に言う言葉でも無いとは思うけど、実際、タコ突込みするからしょうがない。そして案の定。(苦笑)

 俺も数多くの若いライダーを育ててきた、もちろん全部がトップライダーになれる訳ではないけど、色んなタイプの奴がいるね。

 去年はアホな競技監督のせいでポイントを取り損ね、それが響いて年間ランキングが落ちたのでトップエントラントの優遇が一切受けられず、それどころか特別枠申請をARTに出したので、総額ん十万円の損失(よりによって今年からエントリー代金高くなったし)

いい加減な規則書(俺のお陰でさっさと修正したね)のせいでエントラントが多大な損失を被る。俺は一年間声を上げ続けるよと公言していたからあっちこっちでブチまけたけど今回のもてぎで収める、丸一年。早え~な、うちのライダーも早く成長して欲しいモンだ。

 

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