Vol.255 第2戦鈴鹿2&4

最近やたらと鈴鹿に行っていたような気がする。

全日本第2戦2&4の前にプライベートテストでCBR1000RRを走らせてきた。巧はいつもの調子で、良いのか悪いのか?バイクがそうなのか巧の望むところが狭くてハマるセットの幅が狭いのか?とにかく毎回走り終わらないと明確な答えが出ない。それでも昨年に比べればアベレージタイムが向上しているので悪くは無いみたいだけど、巧の顔は明るくない。

今年から技術規則が変わり、ホイールが17インチのアルミになったので、タイヤもそうだけど、ホイール自体もフィーリング悪化に一役買っているみたいなんだ。

 巧は自分が持っているフィーリングをとても大事にするタイプのライダーで、「高い・低い・硬い・柔らかい」この四つのキーワードの幅がとても狭い。車高1mm、プリロードコンマ5mmのフィーリングの違いを許してくれない(汗)。

そうは言っても我慢して乗るんだけどね。

 同じテストの時、涼が初めてCBR1000RRに乗った。少しずつ攻めて行った時、鈴鹿の最終コーナー立ち上がり付近で激しくリヤがスライド。涼は簡単に吹っ飛ばされた。俺が見ていた場所からは少し離れていたけど、涼が尻からコースに叩き付けられるのを目にした時、「ヤバい」と感じた。案の定、病院送りになった涼。その後の精密検査で胸椎に二か所圧迫骨折がある事が判明した。

 今年の8耐に涼を使って参加表明をした桜井ホンダチーム。何とか間に合って欲しいモンだ。そんな心配をしていた矢先、涼からメール。「ご心配ご迷惑お掛けしました。本日退院しました」。取り敢えず良かったと思っていたら、二回目のメール。「お約束のアイホン7プラス、今日注文に行っていいですか?」あの野郎、人が心配していたのに、そういう事は元気に飛び回るな(苦笑)。まあ、それくらいの元気があれば心配ない証拠。若いと治りが早いな。

 先週の2&4では巧が久し振りに勝った。当面の目標である中須賀が居なくなってしまったので、実際競り合ったらどうなっていたか?知りたいところだったが、そればかりはどうしようもない。勝ちは勝ち、素直に喜びましょう()。

昨年までのレースペースよりは進歩しているから取敢えず良しとしておく。

 レース翌日の事後テストでは新たな課題と好材料も見つかったようで、更にレベルを引き上げる事が出来そうだ。

 

俺は久し振りにグリーンミーティング?鈴鹿平田町の有名店?寿し安の大将、以前にもラウンドしたが、まあ笑う。本人は「僕の方が飛んだとか、あ~一打損した」結構シリアスなこと言うくせに。ラウンド中は殆ど黙っていない、本人曰く「マグロが泳がないと死んじゃうのと同じ、僕が黙ったら死んじゃう」()

そんな安さんが「ああ、そろそろ雨が来るねえ~、この匂いがするのはアッチにある鶏舎のせいなんだ」俺はさすが地元のゴルファーだな、感心していた。

 しばらくして何やら一生懸命靴の底を掃除している安さん。俺が「どうしたの」聞いたら、「何だか知らないけど靴にウ○コが付いてるんだ」(爆笑)さっき真面目な顔して風向きが、鶏舎がと語っていながら自分の靴に付いてたんだな。サルか猪の落し物だろうが笑ったよ、しばらく笑いが止まらず、お蔭様でたくさん叩きました。(苦笑)

 帰りの車中でも思い出すたびに笑いが込み上げてきた。安さん、美味しい寿司とオイシイ話ネタ有難う。()