Vol.243 前半戦終了 鈴鹿8耐へ。
6月の終わりに菅生で恒例?のセミ耐久があった。
毎年この時期にレースが行われるので、いい加減にして欲しいと声を大にして騒いでいた。
ところが何と今年は完全ドライ、それも土日共に。皮肉なモンだね、騒いでいた俺達の立場は?(苦笑)
レースは天候に恵まれて良かったけど、毎年楽しみにしている仙台の仲間とのゴルフが悲惨だった。レースウイークの木曜日、前日から予報は最悪。当日の朝ゴルフ場に着いたけど誰もバッグを下ろさない。4組15人位の小さなコンペだけど、一応それなりに賞品やら何やら準備してくれていたからね。キャディバッグも下ろさず朝からコンペルーム、じゃんけん大会で賞品配って「ハイ!お疲れ様~、又来年」(笑)
ところが、そこに約一名大魔神が「じゃあハーフやって帰ろうか」 毎年米沢から参加してくれる知る人ぞ知る、知らない人は全く知らないエイジュウプロの大将。
エイジュウプロは以前、世田谷でショップ開いていたからレース関係者はみんな知っている。今は米沢で悠々自適?のマイペース稼業。バイクはもちろん、耕運機から除雪機、およそエンジン付きのものなら何でも。ゴルフクラブの講習受けて工房までやっているし、しまいには火縄銃?のメンテまで(笑)
そんなエイジュウに誘われたら断れない(だって、デカいから怖いモン)俺も嫌々バッグ下ろしてラウンド!(ハーフなんかで終わる訳無い)(苦笑)全身びしょ濡れ、カッパなんか役に立たない。
そこで頑張ってのご褒美が土日の快晴につながった訳よ。
俺のゴルフなんてどうでもいいが、とにかくレースは良いコンディションで出来た。珍しくウチのチーム員誰も転ばず、出費が少なくて済んだ事は大変喜ばしい事だ。
前回もてぎで情けない2位の佳祐が何とか優勝して良かったが、他はみんな冴えない。涼なんかスタートでバックギヤ??入れたと思うくらい後退して優勝どころか表彰台にも上がれなかった。
そのGP2クラスでの出来事。
スタート進行で何名かのライダーがタイヤウオーマーを外すのが遅かった。(スタート進行で3分前になったら外す約束になっている)
ポールポジションの生形にペナルティが。(俺の見ていた限り隣のナオも同じ、その他何台か)
問題は規則の解釈。「3分前のボードが出たら外す」という事は、全員3分前ボードが出てから外す訳で、俺の見ていた“何台”かも、時間差こそあれ同罪のはず。
規則書に(何秒以内に外す事)明記していないし、2016年MFJ国内競技規則書なるものにも一言も記載がないペナルティ。
せめてセフティオフィサーからペナルティポイント付けられる程度のモンだと思うけどね。
まるで日本の警察官?一生懸命レースやっている俺達を何だと思っているのかね?トップ争いをしているライダーに、レース終盤になって“ストップ&ゴー”のペナルティは余りにも人間味が無い“最低”と言わざるを得ない。
優勝したナオだってレースで負けて、勝ったと言われても。とにかく気に入らない裁定だった。
天候に恵まれ?前半戦最後のレースが終わり、いよいよ鈴鹿8時間耐久レース。
今年はハードの変更で迷いが生じてバイクが決まらない。巧も、いろいろトライする中で、あっちのコレ、こっちのアレと決めきれないでいる。今年で4回目のマイケルはともかく、初乗りのニッキーはどんなインプレッション?と思ったら、アクセルが、クラッチが、と他愛ないことで要望が、まあ直ぐに慣れるとは思うけど。
最初に言ったギヤが落ちないには笑ったよ、ニッキー、シフトダウンでクラッチが必要なバイクに何年振りかで乗ったらしい。クラッチ必要だよと教えたらそれ以降は言わなかったけど、最初は裸足になって「僕の足はこんなになったよ」見せた。(赤ムケが結構痛そうだったね)(笑)
レースウイークにどこまで詰める事が出来るか?去年のようなレースは二度とイヤだ。俺達の持っているもの全てを投じて戦う。