Vol.233 菅生から鈴鹿へ。

6月後半といえば日本では梅雨の季節だという事は、大概の日本人が知っている。
その6月下旬に菅生で全日本RR選手権は開催される。

東日本大震災で多大な被害を受けた東北地方、未だに通常生活に戻れない人達がたくさんいる。俺達が出来る事はレースしかないからレースで被災した人達に少しでも元気をあげられればとの思いがある。

ロードレースはアウトドアスポーツだ、当然天候に左右される、参加者も、観客も。
ロードレースを行うには施設が必要だ。施設(サーキット)は営利目的の企業だから利潤はとても大事な要素なのは間違いない。冒頭の“梅雨”の時期に何故?は、この施設の営業が大きく影響する。
一年間にある日曜日の数は決まっている。俺達のレースの場合ある程度の気温は欲しい、正確には路面温度なんだけど。したがって日本の場合、時期的には3月から10月一杯くらいがベストで、その間にある日曜日の数は更に少ない。施設は営業的見地から集客を望めるイベントを優先して当て込んでいく(至極当然の事)残念ながら俺達のロードレースは優先順位が下位に位置しているようだ。それで梅雨時期の開催、集客も無い悪循環。
今回の菅生ではJSBクラスの上位数台が降雨の影響で転倒、レースの見せ場が激減した。
菅生耐久を謳って3年目、もう少し適切な時期にレースが出来ればと考えるのは俺だけでは無いだろう。

その菅生でGP3の涼と佳祐が2・3位。ST600では笑汰郎が初ポイントGET。JSBでは巧が転倒したが、ナオが耐えて2位JSB初表彰台。俺達にとっては満足出来るリザルトじゃなかったが、まあ良しとするか。

菅生が終わったらいよいよ鈴鹿8時間耐久レースのモードになる。
8耐事前テストの前にARRCの日本ラウンドがあるので、俺は先入りしてアジアのレース見学?へ。長い事ジョイントしてきたMuSASHiBoon Siew HONDAは今年高橋ユーキが入った事でまるでモリワキチーム?(苦笑)さすが営業上手。

前回のセントウールで大きな事故がありブンシュウのザムリ、アストラのファドリがいない、どちらのチームもエースがいないのでピットは寂しかった。
SS600のレースレース1はユーキの転倒で、もう一人のユーキ伊藤ユーキが勝ち、レース2では当然のような顔で高橋ユーキが勝った。

その翌日は8耐テストチームが到着するまで暇なので早朝からラウンド。TSR藤井を迎えに行き近所の?ゴルフ場へ。いいねえ~、東京近郊では望むべくもない。

そのラウンドで。身体能力も高くゴルフも下手じゃない亀谷長純。最近良く一緒にラウンドするけど、長純なかなか90を切れない。見ている限りは余裕で行けると思うんだけど、ダメなんだ。ところがその長純がなかなか良かった。フロントの9ホールを終わりバックに入っても崩れない。同伴の玉田は悔し紛れに盛んに冷やかす、それでも動じない長純。ところが。いよいよ90切りが現実味を帯びてきた7ホール目、それまで絶好調だったドライバーショットを曲げOB。しかしまだ行ける、8番は何とかやり過ごした長純、最終ホール、ティーショットを大きく曲げ隣のフェアウエイに、Wボギーで上がれば待望の90切り「落ち着け長純」 ところが何を思ったか、そこから2オンを狙って?きた。グリーン手前には大きな池。結果は?無情にもポチャン、しかしまだチャンスはある、池の淵から打ち直しそれも・・・かくして長純の90切りの夢は儚く消えた。しかし玉田は悪いヤツだ、その一部始終を見て大笑い。長純の残念そうな顔と好対照。ジュン!大丈夫だよそのうち切れる、少なくとも玉田誠よりは遥かに上手だから。(笑)

サーキットに戻ったらチームの連中も到着していた。午後4時にチームミーティングを予定していたが、一番ミーティングが必要なケーシーが来ない。何でも入管で引っ掛っているらしい、たまにある事だけど。ラチがあかないので翌日回し。

走行は完全ウエット。慎重にコースを回るケーシー、マイケル両名。巧は初期確認したら二人にマシンを託す。まあマイケルは三年目だから俺達も慣れているし問題は無い、初めてのケーシーは色々リクエストが。最初はお客さんだから丁寧に扱いました。(笑)
来週のテストでいよいよ本番モード。今年もMuSASHi RT HARC-PROは全力で鈴鹿8耐を戦います。

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