Vol.229 2015年1月
2015年に入って、アッと言う間に一か月が過ぎようとしている。
今は全日本ロードレース参加各チームが今年の体制作りに奔走し、概ね出揃ってきた時期だ。今年はJSBクラスの新規ライダー・チームが増え、他のクラスは横ばい?心配していたST600クラスの参加者減は最小限?に抑えられたかな。
俺達がロードレース参加チームの利便性と地位向上を目指して設立した社団法人ART(全日本ロードレースチームアソシエーションの略)も一定の成果が出てきた。
以前は文句ばかりが先行し、一向に建設的な意見は得られなかった。最近の傾向として、少し長めに活動している中位から下位に位置するチームやライダーが無理難題を押し付ける傾向にある。まあ、無理も無い。常に上位に位置すれば自動的に地位保全が計られるので、そこに到達しないチームが不満を訴えるのは至極当然かもしれない。
俺は自チームを持っているし、応援して頂ける多くの企業を背負っているので露出も含め、相当努力しているつもり。結果が残ればチームの現場環境作りは自然に構築出来る、それはARTの理念に合致しているからに他ならない。
無理難題やクレームを言うチームは、それが出来ていないからでしょう?それが割合新しいチームや人なら言わない。半端に長い事やっている人達が問題なんだ(苦笑)。レースの世界は実力世界。結果を出しさえすれば自然に環境は整う。文句を言うなら結果を出してからにしましょう。
施設と仲良しだから、協会の仕事手伝っているから、メーカーに力添えしてもらっているから。そんなの関係無い、実力勝負なんです。
今年から始まるST600は、ご存知のようにブリヂストンのワンメイクレースになる。前述したように、参加者減を危惧していたけど、皆さんの協力のお蔭で最小限の減少ですんでいる。あとはMFJがどれだけ盛り上げ策を練られるかにかかっているな。このレースが盛り上がらないと、下から上がってきたライダーの行先がJ-GP3だけになってしまう。
俺が心配しているのはタイヤの使用本数制限。ウイーク2セットと思っていたら、予選・決勝で1セット。それは調子悪いと思い随分しつこく食い下がったんだけど、却下でした。同じくJ-GP2の合算重量もNG。ARTのミーティングで皆さんに確認し、モト2と同じように人車合算重量で意見の一致をみて委員会で提案したが。
「現場でみんなに聞いたけど、そんな事、誰も望んでないよ」この一言でNG。皆って誰だ?
何のために俺達は毎回ミーティングしているんだよ。特定の意見がまかり通る、やっぱり目線が参加者に向いていない。
案の定、今年のJ-GP2は一気に参加台数が減った(俺の言う事に耳傾けないからだよ)。
俺が参加者代表で、俺の声は参加者の生の声だって事が分からないのかね。
今日は東京も朝から雪。そんなにひどい降りにはならなそうだけど、夜には池袋でイースタートラブル?の新年会だ、今週は月曜日の“あ~云えばこ~ゆう会”新年会に続き二度目。
♪酒が呑める♪酒が呑める♪酒が呑めるぞ~!(笑)