Vol.176 充実感たっぷりの8耐

充実感たっぷりの8耐だった。
217周! TSR がトップで走り切った。藤井始め TSR チームの全員に、おめでとう!の言葉を贈ります。
今年の8耐は上位3チームが217周を記録した。俺達の想定を超えてのバトルだった。しかしレースだから引き下がる訳には行かない、俺達は必死に作戦を練り近年稀に見る高速バトルに対応した。
今年は妙な天気だった。事前テストでは気が狂いそうな暑さに見舞われ、俺達はセッティング、タイヤチョイス、ライダーのケア等、慎重に本番を想定して臨んだ。
レースウイークは思ったよりずっと気温は低く、ライダーにとっては体力的にかなり楽になったと思う。(これが今年の高速バトルの伏線になっていた)
俺達がマークしていた2チームは予想通り順調な仕上がりで、毎セッションごとに緊張感が増して行ったのを覚えている。特に TSR 藤井はいつものような軽い感じは無く、ガラにもなくシリアスな振る舞いだったな。
俺は2チームの戦い方を何通りも想定していた。俺ならこうするパターン、藤井はこうやってくるだろう、ヨシムラチームも同じ。果して、今年のレースはまったくその通りに展開して行ったんだ。相手のチーム力を分析して想定ラップタイムを算出、それによる周回数、ピットインのタイミング等々。
競う相手の力量を計り、自チームと照らし合わせ作戦を練る。どのチームでも行われていると思う。しかし8耐はその計算に横槍を入れてくる要素がある。天候だ。今年の8耐はその天候によるドタバタが無かった、したがって今年の8耐は限りなく各チームが計算した通りに運んで行った(と、思う)。
俺達も精一杯頑張ったが相手が一枚上手だったな(汗)。まあいい、来年また頑張ろう。少なくとも昨年優勝し今年もノーミスで8時間を走り切った、都合16時間ノーミスで走り続けた計算になる、大したモンだ。チームスタッフ全員に「ご苦労様!」
8耐前日の土曜日に行われた4耐決勝。俺達がサポートして戦った BOON SIEW HONDAMALAYSIA チームが大逆転で、ナント!優勝した。
競り合って戦ったチームは TSR チーム。珍しく謙太が「重樹さんおめでとうございます」と言いに来た。その時はまさか翌日に藤井に「おめでとう」を言い返すとは思ってなかった。
でも、藤井が恒例のホンダパーティーで「へへへ、昨日のリベンジしたぜ」声高にしゃべっていたから前日はよっぽど悔しかったんだろう(笑)。
俺達のモチベーションなんてそんなモンなのかもしれない(苦笑)。
8耐の疲れを癒す間もなくもてぎへ出発。今年は2&4がもてぎでも開催されたんだ。
タカはひたすらタイムにこだわってセッティングを進めたが無情にも、異常に高い気温、それにしたがって路面温度も経験したことが無い位高くなった。それでもタカは果敢にコースを攻め、レースではアベレージタイムをコンマ5秒も縮めてみせた。俺達が目指したタイムには届かなかったがトップを走るタカに、サインボードは↑サインのみ。タカも意地で応えた最後の2ラップは圧巻だった。

もてぎが終わって久し振りの休暇。普通の人達よりひと足早目の夏休みを取らせてもらった。俺はともかく、みんなは休みを堪能した事だろう。

さあ!明日は菅生へ出発だ。後半戦の始まり菅生ラウンドは来週なんだ。今年も絶対にチャンピオンを獲りたい。

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