Vol.170  俺達はこれから・・・

東日本を広範囲に襲った地震は深い影を落としている。遅々として進まない行方不明者探し、がれきの撤去、被災者の住居問題、更に深刻なのが、生活の基盤を奪われた被災した方々の今後。先が見えない福島の原発問題も深刻だ。
現場で働く人達には本当に頭が下がる、大変な作業だと思う。

人は様々な苦労、努力をして生活の基盤を築き上げる。しかし自然の脅威は恐ろしい威力で人間達が築き上げたものを崩壊する。
先日TVで釜石の世界一の深さを誇る防潮堤の放送をしていた。インタビューに答える担当者は「あの防潮堤があったから被害を6分遅らせる事ができた」答えていた。それが本当だとして、その“効能”なんて誰にも計算出来ない。事が起きた後に物事を語るのは何とでも言える、原発も同じ。全てが“想定外”で、結局のところ分からなかっただけ。技術のおごりを自然がぶち壊して教えてくれた気がするのは俺だけだろうか?

今後、日本はどうやって復興して行くのだろう?今回の震災を教訓に無理をせず、自然を壊さずに住みやすい環境作りを目指して欲しいものだ。

この度の大震災は各方面に深刻な問題を与えている。直接被災された方々はもちろんの事、日本産業の縁の下の力持ちであった東北地方の各工場、そこで働いていた人達。直接、間接問わずとんでもない数の人達が被災したといって良いだろう。

直接被災地の復興も大変な作業になるのは分かっている。日本の産業を支えていた工場の復興が成されないと日本を支えていた産業が海外に喰われてしまいそうだ。

俺達のレースはどうだろう?社会的な目からみたら“遊び”にしか見えないのだろうか?だけどその分野で仕事をしている人達がたくさんいる。(俺もその一人だ)直接被災された人達の心情・環境・現状・物資不足を思うとハッキリ言いきれないもどかしさもある。

先日東京都知事の石原さんが「桜が咲いたからって、一杯飲んでる状況じゃないだろう」言っていたが、その裏で都の上野動物園ではパンダを見世物にして、平日なのに3万人以上の人出があったそうだ。都だって生計をたてるためにやる事をやっている。
これからは被災地に向けた支援をより一層行わなければならないだろう。そのためには個人個人がキチンと各々の生業に精を出し、売り上げを上げる事の一つ一つが日本復興の道につながると信じている。

俺達も自信を持って活動したいものだ。早急にやらないとバイクもライダーの腕も錆てしまう。