Vol.31  全日本・筑波

もてぎで第1戦があってからしばらく振りで全クラスが揃った。
125の中上はスペインで選手権に出てその週に日本国内でのレースになるので、気持ちの切り替えが大変みたいだった。だけど若さなのか天性のものなのか、見ている限りはまったく影響を受けていないように見えるのが不思議だ。
筑波のレースでは作業エリアとレースパドックが離れている為に走行のたびに機材一式を持って移動しなければならないのがとても大変だ。ライダーもあっちこっちに行かなければならないし、と思っていると、貴晶なんか平気な顔してパドックをチャリンコで一輪走行しながら移動してる。「ヤッパリ若さだな」
スペインで苦しいレースを経験してきたタカは、全日本で一気にストレスを発散するがごとく走りを見せる。今回は、タカに「絶対にコースレコード塗り替えるんだ、じゃないと坂田和人と話出来ないぞ」言っておいたので、タカも頑張った。フリー走行ではドライで走れたのでレコードタイムをマーク出来たが、翌日の予選は無情の雨(さすがは筑波の主、坂田和人。天気までコントロールしたか)模様。それでも序盤スリックで出て行って約1秒フラットまでいったが、こらえ切れず転倒。
「しょーがねーな、又1年間坂田に語らせてやるか」大怪我して弱ってる坂田に電話で報告した。
レースでは、全周回レコード更新に燃えるタカに、付いて来るライダーはいるはずも無く、記録的なブッチギリレースになったが、そんなレース後タカの第一声が「クヤシー!」。俺はこの少年の行く末がどんなものになるか、ホントに楽しみだよ。
もっともっと悔しがれ、その分だけ精進して強くなれ、レースで必要なものは悔しがる気持ちだ。
最近は少し大人っぽくなってきたヤスは、壮絶なバトルの末に2位となってしまった。ヤスも以前はホントに悔しがっていたけど、最近はあまりそういった事が無い気がするのが俺は凄く気掛かりだ。「まあ、年齢から言って、タカと同じに考えたらなあ!ヤス」でも、レースキャリアで言ったらタカの方が上?
どっちにしたって気持ちは同じだ、燃えろヤス!
今年から600に参戦の森新も頑張って6位ゴール。大したもんだ、まだ参戦2回目だからな、次も行って欲しいと思ってるのは俺だけじゃないよ。
久し振りに小西の笑顔が見れた。このところあまり元気が無かったからホッとした。ヤッパリレースは気持ち良く出来ないと盛り上がらない。次はオートポリスだ、「トラバホ・トラバホ」
(この意味分かる人は通だね。)(笑)

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