Vol.28  開幕戦!

‘06シーズンの開幕戦もてぎに行った。
もてぎの開幕戦は初めてだったので、今回は木曜日に特別スポーツ走行があった。俺たちは今年から250クラスを止め125クラスに久し振りにエントリーした。ライダーは若手のNo,1中上貴晶。
タカは今年のマシンに慣れるために積極的に周回数を重ねていくが思ったようにタイムが上がらない。昨年までのSTDマシンに対して、エンジンも車体も高度にチューニングされた今年のマシンは、タカにとって別物と感じられるようだ。
木曜日、金曜日と思ったようにタイムは上がらず、土曜日の予選も同じようなタイムで推移した。それでも予選4番手一列目からのスタートなのは大したもんだ。俺達は決勝に向けて必死になってセッティングを模索し、朝のフリー走行で最後のトライ。これが何とかタカの走りに間に合い、決勝までに更に詰めた結果、ナント優勝!改めてタカの能力の高さを認識した。
その後の600ではヤスがポールポジションからのスタートで期待を抱かせたが、トップ独走中に転倒!とってもガッカリしたよ。
一生懸命メカニックがマシン整備して、セットアップしてレコードタイムまで詰めてきて、決勝で全てが水の泡。スタッフ全員どっと疲れが出てしまった。
もう一人の新人、森は淡々とレースをこなしたが、結果は16位。今後にたくさんの課題を残したので少しづつ良くなるだろう。
このレースで俺たちの仲間の加藤直樹君が亡くなった。スタートして間もない混乱の中で転倒し後続車が接触、帰らぬ人となってしまった。奴は誰からも愛される性格の持ち主だった。冥福をお祈り致します、合掌。
レーススタート前にその訃報を聞いてしまった小西は動揺を隠せなかったが、最後には直樹のためにもキチンと走ろうと話し合い、グリッドに付いた。ライダーと言うのは凄いもんだ、最後までキッチリ走り切った。
最後のレース、GP-MONOクラスでは赤間が頑張り、全日本選手権になって初のレースで3位表彰台をGET!彼はGP-MONOクラスの選手会の代表も努める事になったようで、今後まだまだ活躍するのだろう。
今回は嬉しかった事、悲しかった事、ガッカリした事全部いっぺんにきてしまった。人生色々か?

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