Vol.24  新年コラムNo.1

新年明けましておめでとうございます。

また新しい年の始まりだ。去年は2クラスのチャンピオンを獲得出来たので今年はディフェンディングチームとしてシーズンを迎える事になる。

思い返せば04年シーズンも同じ様な状況だったな。
俺達は年度が変わってもあまりスタッフの入れ替わりが無いので、とんでもない事にはならないが、やっぱりレースである以上、想定外の事が起きたりするんだな。
レースに携る人達なら絶対勝ちたいと思ってレースに臨み、勝てるようになったらチャンピオンになりたいと思うのは自然のことで、やる以上はみんなそうなりたいと思っている筈だ。

自分達がそういった経験を出来て、また翌年に新たなチャレンジが始まる時、ひとつの経験をした事が邪魔な場合があるようだ。慢心ていうか油断なのか、とにかく自分達でも気が付かないうちに間違った方向に進んでしまうんだ。

メーカーのワークスチームは、そうならないようにシステムが組まれているようで、人が入れ替わっても大丈夫なように出来ているんだな。俺達も似たような物はあるんだが、どうもうまく行かない時がある。
俺はそこらへんが人間臭くて好きなんだけどね。
ともかく毎年安定した結果を残す事がどれ程難しい事なのか、トップチームに位置し続ける事に対してのこだわりを見せなければならないシーズンが目の前に迫って来ているんだ。
04年のシーズンは残念ながら守れなかったチャンピオンチームの称号を何とか今年は守りたいものだ、
それが出来た時は俺達もワンステップ上がれたと言えると思うから頑張るよ。

近年、俺達を取り巻くレース環境について色々な意見が聞こえてくる。
周知の通り日本で行われているレースについてはMFJの統括なのだが、俺達が参加者としての意見をMFJなり各サーキットの主催者に伝える手段として立ち上げたA.R.T.(オールジャパン・ロードレース・チーム・アソシエーション)の役割が重要になっている。

A.R.T.の活動に関しては様々な意見があるのは知っているが、ァ俺は少なくとも以前の環境と比べたら劇的に変わっていると思うんだ。ただ残念なのは、良かれと思って活動していても必ずしも参加者全員が満足している訳ではない事実があるという事。それは本当に残念だ。
物事を良くして行こうと思った時、多くの障害は付き物で、大事なのは小さな事からひとつずつ解決して行く気構えだと思っている、その過程で意見があるのはもちろん分るが、代替案無しでの意見は何の進展も無いし、自分達の満足度も向上しない。だから行動するしかないんだよな、それによって得られた実績を基に、MFJや各施設に要望や提案をする事で我々の環境に変化が見られるようになると思っている。

今後何年かしてあの時の活動があったから今があるんだな、と言えると凄く嬉しいね。ST600クラス、反対を押し切って新設し、成功と言っていい現状まで進んで、あの時にやっておいて良かったと思うのは俺だけじゃないよね。

今年もハルクは全力で頑張ります!
応援ヨ・ロ・シ・ク!

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