Vol.152 菅生のテスト
年いちイベントの鈴鹿8耐が終わり、後半戦の全日本に向け準備を進めている。
今年の8耐は結果が良かったせいで、数多くの祝電、メール、電話、生花などを頂いた。この場を借りてお礼申し上げます。
俺達は全日本選手権で多くの勝利を挙げているが、ほとんど関心が無いのか又は無視か?お祝いなんてもらった記憶がないが8耐は特別なんだね、何年振りだろう?なんて友達から何人も電話などをもらったよ。まだまだ捨てたもんじゃないね、一般人の関心があるうちにかつての様な賑わいを取り戻したいモンだ。
そこで全日本。最近の全日本選手権はホントに観客が少ない。8耐とは言わないがもう少しイベントとして盛り上げたいね。俺達は何とかして全日本に目を向けさせたいと日々考えているが、決定打が見つからないのが現状なんだ。
ライダーだけじゃなくチーム、関連協賛企業、それを露出する各メディア、それらを含めてマネージメントするMFJ。皆のベクトルを合わせないと現状を打破するのは難しい。
そんな難しい事より俺達はもっと身近に難しい問題を抱えている。
先日菅生でのテスト。8耐明けの週に毎年行われるこのテストは、なかなかいい感じにならないが今年も同じ。何でだろう?
ST600の二人はかなり真剣に取り組んでいたがトップからは1秒前後離された。
GP-2の小西は今回投入した新パーツのリヤフォークの調子が悪く、ST600にも届かない始末。小西はこのテスト中に誕生日を迎え、若いチーム員にバースデイケーキをプレゼントされ目がウルウルしてた。まあ、人の事は言えないが歳を取ると涙腺が緩くなるモンだよ、コニーも気は若いけど身体は正直という事かな?(笑)イヤイヤまだ頑張って全日本を盛り上げてもらわないと。
8耐で立てない位腰を痛めた巧、凄い!全然平気な顔してマシンに乗る。俺だったら未だに腰が伸びないと思うけど。まあ、比較する方が間違ってるか、何たって巧は俺の三分の一しか歳取ってないんだから。(苦笑)
しかし問題はそのタイム。ヤバイ!(汗)問題山積だ!
ホテルに帰って予約していたヘンリー整骨院(最近俺がハマっている治療院)に行くと電話があり、「山口(Gクラフト)ですが~シゲキサン8耐祝勝会やらにゃいかんね、僕、今仙台なんですよ」一気にしゃべる。俺は「じゃあ、やろ!俺も仙台」Gクラフトの山口は鈴鹿近く、亀山の在。珍しいタイミングだ、奴はRH松島の嶺岸と既に飲んだくれてる。ホントは冗談で言ったつもりだろうが、ドッコイ俺もタイミング良く仙台に居たモンだから話はまとまり、ジモッティ?の嶺岸リードの仙台国分町の夜が始まった。
彼らの年齢層は良くキャバクラに行く、俺は未だにキャバクラの面白さを理解出来ないでいる。Gクラ山口なんか、何が祝勝会だ、一人だけ勝手にネーちゃんを 指名して騒いでる。(苦笑)どうも消化不良気味の俺は、地元の嶺岸に「PPP行くぞ~!」奴は「シゲキサン、国分町にPPパブなんてあるんですか?」俺は 得意げに「あるよー!」(笑)
仙台の遊び人RH松島嶺岸は、又ひとつ遊びのレパートリーを広げた。ヤツ曰く「シゲキさ~ん!めちゃ面白いですねー」まあ、持つべきものは友達だ、昼間の問題をつかの間だが忘れる事が出来た