Vol.163  新年会!

正月が明けて、アッと言う間に3週間が過ぎた。
あっちこっちに新年の挨拶や今年の体制報告、新規契約などで結構忙しくしている。
そんな中でもちゃんと飲み会だけは外さない。(笑)先週は連ちゃんで飲み会?があった。正確には新年会と呼ぶのが正しいが。一日目は俺達が海外に行く時にエアチケットの手配などで世話になっている、イースタートラベルの新年会。イースタートラベルはモトGPのツアー等を数多く行っているのでご存じの方も多いだろう。俺は「忠さんも来るから」聞いていたから、東大和から遠く離れた東の日暮里駅まで出向いたよ。ところがその忠さんに、行く前に連絡したら「日暮里ね~ちょっと遠いな、僕はいま台湾だよ」あれ~?(汗)
会場にはたくさんの人達が来ていた。世の中には面白い人種?がいるんだな~、と感心させられた。なぜか?俺達のテーブルにはオネーちゃんがたくさんいて、代表はサーキットでもおなじみの二人、名物カメラマン違った、カメラウーマン楠堂。SP忠男ヘルパーまみちゃんに、しまパイとか言う見事な持ち主?のネエチャン。後はダイアナだかアナコンダだかと、もう一人いたけど名前忘れた。サーキットではみんなと会ってもなかなかユックリ話も出来ないが、飲み会ならいくらでもOK!いや~!バイク好きなオネーちゃんはホントにパワフルで面白い。とてもこの場では言えないような下ネタの嵐(冷汗)
イースターの佐藤社長が「おかしいな~いつもはもっとソフトで上品な感じなんですけどね~」(笑)言ってた。決して俺のせいじゃないからね、その場にいたアライの遠藤さんや龍太、巧も知ってるよ。久し振りに本気で笑った。

翌日はバトルオブザツインの同窓会。
バトルオブザツインというのは、筑波サーキットで行われていたシングル・ツインに限定のレースの事。東京の長老長田モータースの社長が、「たまには昔の仲間の顔が見たいね」との事で声を掛け始めたら来るは来るは、総勢80人!以上、佐賀の冨吉君なんか三日がかりで参加したそうな。みんな久し振りに会ったせいか、飲みもそうだが話し始めると止まらない。歳も取って50・60・70代の連中が、20年も前の事を「あの時お前が前塞いで、その後俺は・・・」楽しそうに話をするんだ。アッと言う間に時間が過ぎ、全然足りなかったよ。当然のように二次会でも盛り上がり、翌日は昼過ぎまで寝てる羽目になった。(汗)

普段俺達がやっているレースはどうだろう?こんな仲間になっているのかな?確かに気の合う連中もいるけどなんか違う感じがするな、俺達のレース環境が整い過ぎてるのか?足りないものが多すぎて殺伐としているのか?良く分からないが、あったかい雰囲気がないよ。レース自体は一生懸命やるのは当たり前だけど、もう少し連帯感みたいなものが欲しいと思うのは俺だけだろうか? 狭い世界なのに、命を掛けて戦っている割には冷めてる感じがするな。

狭いで思いだしたが、先日アライの遠藤さんから電話で「重樹さん、面白いブログがありますから見て下さい」それは、GP125で戦う大久保光君のブログ。彼は昨年度のGP3クラスチャンピオンだ。彼の通う学校にはサッカーだかホッケーだかの選手がいて日本代表選手らしい、学校ではその選手たちを全校で紹介して名誉を称えたそうだ。

同じ学校に通う大久保君は「僕だって全日本のチャンピオンになったし、日本GPだって出てるのに」ブログでこぼしているんだ。もちろんそうだ、学校が悪い!学校にPRしない協会(MFJ)も悪い!彼が何歳だか知らないが、学業とレースを見事に両立させている姿は、もっと・もっと協会が先頭に立ってPRするべきなんだ。そう言った事からレース界全体の連帯感だって生まれるんじゃないかと俺は考えるね。レースは個人スポーツだからこそ人間味のある政策が必要なんじゃないかな?

俺が去年の暮れにMFJの認定表彰式でもらった年間チャンピオンチームのトロフィー。薄っぺらで形だけの物、1年間の功績に対しての物とはとても思えない。せめて俺達の協会くらいは、精一杯応援して欲しい。