2025年全日本ロードレース選手権第5戦オートポリス

 

 

RACE1

 

 

 

 

 

RACE2はケガのため欠場

名越哲平

「まずは応援していたいている皆様にご心配をおかけしたことをお詫びいたします。本日、東京に帰り、あらためて病院で精密検査をする予定です。今回のオートポリスは、タイヤなど色々とテストを重ね、いい部分を取り入れながら予選に向けて準備しました。金曜は、自分が感じていたネガな部分と、外から見た車体の動き、そしてデータの内容が一致していたので、それを踏まえて予選用のセットをトライしたところ、思っていた以上にしっかり機能してくれました。タイムも大幅に更新でき、順位的にも10番手前後だったところから一気に4番手まで上がれたのは、とてもポジティブな収穫でした。レース1は難しい天候でしたが、僕たちは柔らかめのタイヤを選んでいたので有利に進められると思っていました。序盤には2番手までポジションを上げられるなど、走りとしても手応えがありました。ただ、最後に雨が降ってきて、前の選手が止まりきれなかった影響で外に逃げざるを得ず、その結果転倒してしまい、レース2も欠場という非常に悔しい結果になってしまいました。それでも、事前テストから予選までしっかり流れを作れたのは、今後につながるポジティブなポイントだったと思います。」

 

 

 

RACEは視界不良のため中止。

濱田寛太(予選15番手)

「事前テストでウエットでも感触がよかったので、自分としては“雨になってほしいな”と思うくらいの気持ちでいたのですが、レースがなくなってしまって本当に残念です。公式予選では自分でもガッカリするくらいうまくいかなくて、決勝で持ち返したい気持ちが強かっただけに、残念という言葉しか出てきません。次戦の岡山は自分の好きなコースですし、今回のオートポリスも金曜日の感触がよかったので、その流れを岡山に合わせられるように、このインターバルでしっかり考えていきたいです。岡山は事前テストもありますし、去年はケガで動きづらい中でも一番フィーリングがよかったサーキットなので、いい流れを作りたいと思っています。」

小田喜阿門(予選10番手)

「まずはレースができなかったのは本当に残念です。今回のウイークは予選までに、なかなか決めきれず、セット面でも自分自身の面でもまだまだ詰めきれていない部分があり、下のポジションに沈んでしまいました。ただ、アベレージは悪くなかったので、決勝での巻き返しを狙っていただけに、中止は悔しいです。今回は、予選も視野に入れてしっかり決めていくことの大切さを改めて感じました。この悔しさを次の岡山にぶつけていきたいです。残りのレースも集中して、フリー走行から常に上を狙えるように取り組んでいきたいと思います。」