2023年全日本第3戦スポーツランドSUGO

 

 

RACE1

 

 

 

 

RACE2

 

 

 

 

 

名越哲平

RACE1

「予選がウエットになり、気温も低いことから、タイヤのグリップが最後まで出せずに終わってしまいました。第1レースはドライにはなりましたが、やはり気温が上がらないせいか、特にフロントタイヤのグリップが薄く、攻める走りが出来ずに終わってしまいました。朝の予選でセットアップがうまく進まず、自分のイメージⅡ近付けることが出来ずに終わってしまったため、特に明日のスターティンググリッドは16番手とかなり後ろになってしまいました。鈴鹿のようにグリッドから1コーナーまで距離があればスタートで飛び出して加速できますが、ここはレイアウト的にそれが出来ないためかなり苦しいです。でも最初から集中し、持てる力を全部出して頑張ります」

RACE2

「スタート位置が全てでしたね。しかもスタートでミスし、さらには1コーナーでミスして大きく順位を落としてしまいました。それでも自分のリズムを崩さないようにラップしました。トップ争いが1分26秒台に対し、自分は27秒から28秒台だったので、ぜんぜん足りませんでした。ウイーク中にコロコロ変わるコンディションに結果として振り回されてしまいましたが、そうしたことにならないよう、自分のベースを高く持っていけるようにしていきたいと思います」


 

 

 

 

 

榎戸育寛

「先週のテストから流れが良く、各セッションのトップタイムをマークすることも出来ていたのですが、決勝はどういう展開にすべきか少し悩みました。でもチームの方から、『1周でコンマ4秒後ろと差があるなら、それを続ければ10周したら4秒の差になる』と言われ、それを実践しようとトライしたところ、ホールショットも奪えましたし、イメージ通りのレースに持ち込むことがで出来ました。とは言え、序盤のコンディションの良いときにタイヤを酷使してしまったので、後半は厳しくなってしまったあたりは、今後の課題です。でも勝てて良かったです。プライベートなことですが、子供が生まれてのレースだったので、勝利をプレゼントできたのがとても嬉しいです」

國井勇輝

「決勝は出来る限り前についていこうと思いました。スタートでうまく飛び出すことが出来、榎戸さんの後ろで1コーナーに入っていくことが出来たので、そのまま後ろについて引っ張ってもらおうと思ったのですが、ペースが速く無理でした。なんとか表彰台に上がれる位置でレースを終えたかったのですが、事前テスト、レースウイークと今ひとつ良い流れに持ち込めなかったので、決勝はそれが響きましたね。とは言え、去年は転倒して脳しんとうになったりと、良い想い出のない鬼門との言えるSUGOで4位なので、自分自身としてはホッとしています」