2007年全日本ロードレース選手権シリーズ第4戦 オートポリス
第4戦 オートポリス
■選手コメント
小西「楽に勝てるとは思っていなかったが、想像以上に厳しい戦いだった。スタート後の1コーナーで二度、他のライダーにヒットされて遅れをとり、完全にリズムが狂ってしまった。まだまだ甘いです」
森「今回は金曜日のセッションがなかったのでマシンの仕上げに余裕が無かった。決勝はかなりセットが決まったが、なかなか前に出られなかった」
■レースコメント
土曜日朝の特別フリー走行をトップタイムで走行。そのままの勢いで予選も小西はポールポジションを獲得。森は14番手からスタートとなった。得意のスタートダッシュを決め、小西はホールショットをダッシュ。レースをリードする。積極的に序盤から攻める小西だが、今ひとつタイムが伸びない。このため、3周目にトップの座を奪われてしまう。一方の森もうまいスタートを見せ、10番手で1周目をクリアする。森もタイムが伸びず、ポジションを落としてしまう。一時8位までポジションを落とした小西だったが、終盤になって周囲がペースを落とす中、落ち幅を極力落とし、4位までポジションを挽回してゴールした。森も13位まで落ちたが、11位まで取り戻してチェッカーを受けた。
チームコメント「コニーは意外な展開になってしまった。1コーナーでヒットされたのはモニターでも確認出来たが、転倒しなかったのは幸いだった。我々の考えていた展開とは大分、差があった」
■選手コメント
安田「全体的にスピードレンジが低かった。もう少し速く走らせないとトップにはついて行けないと感じた。今回は自分のポジションを確認させられたレースになってしまった。次は頑張って前に行く」
■レースコメント
今回は計時予選上位12名がスーパーポールという、一人1周ずつタイムアタックするシステムが採用された。安田毅史は計時予選で1分52秒481をマーク。このタイムが13番目となったため、残念ながらスーパーポールへ進出は図れなかった。決勝は、スタートダッシュをみせて1周目を6番手でクリア。さらに上位進出をねらうが、トップグループが1分51秒台へタイムを入れていくのに対し、安田は今ひとつタイムが伸びず、52秒台でラップする。抜きつ抜かれつのバトルのため、タイムが時折53秒台に落ちるが、それでもタイムを上げようと52秒台にも入る安田。結局、10位でチェッカーとなった。
チームコメント「JSBでの経験の浅さが出てしまった。折角事前テストに来たのがあまり役に立たなかった。今後に課題を残すレースだった」