2007年 全日本ロードレース選手権第5戦スポーツランドSUGO

第5戦スポーツランドSUGO


■選手コメント
予選を終え、小西は1分33秒385でポールポジションを獲得。森は1分34秒468で22番手グリッドからそれぞれスタートとなった。決勝は小西が上手いスタートを切り、オープニングラップからトップでレースをコントロールする。森も上手いスタートを見せ、1周目で13位までポジションを上げ、3周目には11位に。しかしトップが5周目に入った直後の1コーナーで多重クラッシュが発生。森もこれに巻き込まれ、転倒してしまう。この多重クラッシュのために赤旗が提示され、レースは中断された。その後、残り周回数15でレースは再開。またしてもうまいスタートダッシュを決めた小西がトップでレースをコントロール。リードを保ったまま、トップでチェッカーとなった。また森は転倒のためにレースをリタイヤした。
小西良輝「集中力が必要なレースだった。事前テストから感触は良かったが、他マシンの調子も良かったので緊張してレースに臨んだ。チャンピオンシップに残るには大事なレースだったので何としても勝ちたかった。ホンダやブリヂストンのバックアップもあって勝つ事が出来ました。CBR今シーズン初の勝利を自分が達成出来て嬉しい」
■レースコメント
チームコメント「他メーカーのマシンの調子も良いので、我々のマシンの完成度に掛っていた。何とかトップレベルに仕上げる事が出来て良かった。今シーズンは勝てなかったので焦りもあったが自分達の仕事を信じて頑張った。ホンダCBRを勝利に導けてとても嬉しい」

■選手コメント
安田毅史「とてもタフなレースだった。集中力も保ちつづけないといけなかったし、タイヤの温度レンジのずれが怖かったがみんな同じ条件なので頑張った。幸い思ったよりもグリップはしたので頑張って付いて行けた」
■レースコメント
予選2番手からスタートした安田。しかしレースはスタート直後に1コーナーで多重クラッシュが発生し、赤旗中断となった。改めてスタートが切られ、安田はまずまずの飛び出しを見せて1周目を5番手でクリアする。安定したタイムで上位グループを走る安田。しかし12週目に入ったところで転倒者が出、マシンがコース状に残ってしまったために再び赤旗が出された。残り10周で再スタートが切られ、安田は6番手で1周目を通過、上位をねらう。3周目5位、8周目4位と着実にポジションを上げた安田は、この難しいレースを4位でフィニッシュ。18ポイントを獲得したのだった。
チームコメント「マシンのセットがどんどんずれていったので時間が遅くなるにつれてセットを変えて対応して行った。結果的にそれがライダーの安心感につながって上位のポジションをキープ出来たと思う。ライダーが集中力を切らさずに頑張ってくれたのが良かった」