2005年全日本ロードレース選手権第4戦 オートポリス

第4戦 オートポリス

■選手コメント
今回も予選までにレコードを更新できなかったのが悔しい。決勝ではブッちぎろうと思ったが、思ったよりも路面温度が高く、チョイスしたタイヤが柔らか過ぎたために、5周位したら何度もタイヤが滑り転倒しそうになったので、とても苦しかった。タイムは良くなかったが、悪い条件の中で優勝出来たことはとても嬉しい。
■レースコメント
ポールポジションでスタートした青山。いつも通りの飛び出しでホールショットを奪う。2周目に1分53秒台へ入れ、後続との差をこの時点で1秒1と広げる。さらにペースを上げたいところだがなかなかタイム上がらず、54秒台でラップ。それでも序盤に作ったリードをキープし、独走で2連勝。
メカニック「マシンは走っていたけれどもタイヤのチョイスは完全に失敗した。序盤からペースが上がらなかったので捕まらなければいいと思い少し焦った。こんなにレースが長いと思ったことは初めての経験だった。それでもキッチリ優勝を決めてくれたので、今回はホンとにライダーに感謝している。」

■選手コメント
予選までのセットから、決勝日の朝に最終セットに変更したことが良かった。ペースは速くなかったが少しだけ離れてしまった。レースは4位争いになってしまったが前の3人はとても速く、追いつくまでには至らなかった。序盤離された時は少し焦ったが後半は落ち着いてレースが出来た。
■レースコメント
3列目11番手からスタートとなった安田。オープニングラップを6番手でラップ。2周目に4番手まで上がり、さらに上位進出をねらうが、ここからタイムが今ひとつ上がらない。その後、手島選手にパスされ、5位にポジションを落としてしまうが、最終ラップに抜き返し、4位でチェッカー。13ポイント獲得で、暫定ランキングトップとなる。
メカニック「決勝の朝のセッティングが良かっただけに最低表彰台は狙いたかったが、前の3人は速かった。マシンのスピードが少し足りなかったので、次回までに見直して後半戦に備えたい。」

■選手コメント
予選で転倒してしまい、過去には経験の無いポジションからのスタートになってしまった。とにかくレースは落ち着いて上に上がるだけだったから何も考えずに自分のペースでレースをした。レース後半になってやっと冷静になれたが11位が一杯だった。最後に渡辺篤に抜かれたが、タイヤも終わっていたのでどうする事も出来なかった。
■レースコメント
予選開始早々に転倒。マシンを修復し、タイムアップをねらった予選終盤にも転倒と、思うようにタイムを上げられず、8列目29番手というグリッドからスタートした小西。2周目25位、4周目19位と着実にポジションアップ。抜きどころのないオートポリスのコースで、怒濤のパッシングを繰り返し、16周目には10位まで上がってきた。しかしこの頑張りで間心的に厳しくなり、最後に抜かれてしまって12位ゴールとなった。
メカニック「前日2回の転倒がライダーの気持ちに残らなければいいなと思って、楽なセッティングで行った。幸い転倒のダメ―ジがマシン側にはあまり無かったので、決勝ではマシンは良く走っていたと思う。次回までにライダー共々立て直して行きたい。」