2005年 鈴鹿300km耐久ロードレース 鈴鹿サーキット
鈴鹿300km耐久ロードレース
■選手コメント
予選で前の方に位置出来たので決勝も頑張ろうと思った。スタートはまずまずだったが、少しづつ離されたので付いて行こうと頑張ったらフロントからスリップダウンしてしまった。タンクもまだ重かったのでフロントが負けてしまった。ピットに戻ったら修復してもらえたので最後まで頑張ったがつまらないミスでみんなに迷惑を掛けてしまった。
■レースコメント
鈴鹿8耐の前哨戦として昨年から全日本選手権のシリーズを外れ、独自のレースとしてスタートした鈴鹿300km。5.8kmのコースを52周するこのレースは、1回の連続走行が25周前後という現在のマシン状況で、ちょうど8耐での2回のスティントをこなすことになる。燃費とパワーのバランス、ピットワークなどを試すには恰好の場所となる。今回、プレクサスTEAM HARC-PRO.は、鈴鹿8耐へ向け、チームのレギュラーライダーである安田毅史に加え、8耐でのコラボレーションとなる青木治親を加えてエントリーしていた。しかし決勝は安田一人で走ることとした。雨が止み、路面が乾いていく難しい路面コンディションとなった土曜の予選で安田は冷静に状況を判断し、2分18秒501という組2番手の好タイムをマーク。頭取りとなった予選で、3番手のグリッドを獲得した。予選とは打って変わってドライコンディションとなった決勝では、序盤からトップグループに加わる走りを見せた安田だったが、6周目のスプーンで転倒。約コース半周を安田はマシンを押し、ピットに戻ってきた。スタッフが総力を挙げてマシンを修復。コースに復帰し、27周を走行してゴールとなった。
メカニックコメント「マシンの仕上がりはまあまあだったと思う。JSBクラスなので無理して付いて行くことはしないでマイペースで行くように指示を出したが、やはりオーバーペースになってしまったようだ。本番の8耐では今回の教訓を生かしたセッティングで完走を目指して行こうと思う。」