2013 全日本ロードレース選手権第5戦ツインリンクもてぎ2&4
浦本修充「決勝のスタートはうまくいって、そのままトップ争いに加わっていきたかったのですが、加速、ストレートスピードの部分で厳しいあり、そこで少しずつ離されてしまいました。それでも何とか序盤はコーナーの部分で頑張っていたのですが、それがレース中盤、終盤になるにつれてマシンへの負担になり、タイムを安定させられなくなってしまいました。今回の差がトップを走るライダーとの自分との実力の差だとは思いませんが、厳しい状況の中でもライダーとしてもう少し何とかできなかったか、そこは反省なければいけないと感じています。まだまだおかれた環境の中でライダーとしてやるべきことはたくさんあると思うので、SUGOのテストではそのあたりをしっかりと考え、トライしたいと思います。」
本田重樹監督「今回はレギュレーションがいつもと違い、それに合わせたサイレンサーを作ってきたのですが、そのことによるエンジン特性の変化に浦本は戸惑いがあり、なかなか走りのリズムを取るのに苦労してしまいました。残念なレース結果ではありますが、今回のデータをしっかりと見直し、分析して後半戦に生かしたいと思います。幸いなことに来週、SUGOでテストがありますので、そこでもう一度すべてを見直し、必ず後半戦では優勝争いに加われるよう巻き返しを図りたいと思います。引き続き応援、宜しくお願いいたします。」
堀尾勇治チーフメカニック「鈴鹿8耐の喜びも一気に消えてしまう惨敗でした。このレースのために準備してきたものが、結果的にトップ争いのできる戦闘力を持っていなかった、ということは真摯に受け止めたいと思います。会社に戻り、準備の仕方、レースへのアプローチといった基本的な部分をすべて見直し、再構築したいと思います。」