2007年 全日本ロードレース選手権第7戦鈴鹿MFJグランプリ

第7戦鈴鹿MFJグランプリ

■レースコメント
1ポイント差のランキングトップで最終戦を迎えた小西良輝と、ケガからの復帰戦となった森新。予選は小西がライバルを圧倒する唯一の15秒台にタイムを入れ、ポールポジションからのスタートとなった。一方の森も順調にタイムを伸ばし、2分17秒829で9番グリッドを獲得した。
決勝は予選3番手の野田弘樹がホールショットを奪い、これを小西が追う展開となった。序盤はこの二人にランキング2位に付ける高橋英倫が加わった3台でのトップグループとなったが、徐々に高橋が離れ、小西と野田の一騎打ちとなった。4周目に前に出た小西は16秒前半でレースをコントロール。そのままトップでチェッカーを受け、シリーズチャンピオン獲得となった。また森もスタートをうまく決め、序盤は6位を走行。安定したペースでラップを刻み、9位とシングルでチェッカーとなった。

レース1

■レースコメント
今回の予選はノックダウン方式という、予選毎に足切りが行われて上位に残らないと走り続けられないシステムが採用された。安田は安定したペースで予選をこなし、最終予選となるQ3に進出。最後に2分7秒446というスーパーラップを刻んでフロントロー2番手という好位置からスタートとなった。今回は15周の2ヒート制という超スプリントが2レース行われる。スタートので遅れが決勝結果に大きく影響を及ぼす。注目された第1ヒートのスタートで安田はダッシュを見せ、3番手で1コーナーに入る。3台でのトップ争いとなり、安田は3位のポジションから前をプッシュ。ラスト3周で2位に出て、そのままの順位でゴールとなった。*第2ヒートは「others」でご覧ください。

レース2

■レースコメント
第1ヒートもスタート前に西コースに小動物が入ってスタートがディレイされたが、続く第2レースもウォームアップ開始直前にエンジンが止まった車両が出たためディレイされ、1周減算となった。第2ヒートも安田はうまいスタートを切り、2位で1周目をクリアする。第1ヒートを上回るペースで周回する安田だが、トップを走る清成龍一もいいペースでラップ。安田は単独走行のまま2位チェッカーとなった。