Vol.202 2013年!

新年明けましておめでとうございます。今年も私共ハルク・プロをよろしくお願い申し上げます。

今年は巳年、昔から辰巳景気と言う言葉があるらしい、TVのニュースでやっていたが、周期的に景気が良くなるのが辰巳年だって。俺は昔辰巳と言う名前の知り合いがいた、やたらと縁起のいい名前だったんだね。

今年は兜町の大発会でもいきなりの高値を記録。ホントになるといいな、もう景気の悪いのは飽きたよ、俺なんか現場にいられるのは、もう何年も無いからね。

昨年の暮れに二輪ディーラー桜井ホンダの社長が息子にバトンを渡したそうな、俺はいつまで出来るのか?現場の連中と意見が合わなくなってきたら、それは俺の引き際と思っている。男の引き際は難しい。俺の中では“引留めてくれる人がいるウチに”が理想。桜井さんとは年齢が八つ程離れているし、俺は起業30年弱(バイク屋時代を含めればもっとだけど)業界の先輩方の中にはまだまだ長くやられている方が沢山いる。自分に合った気持ちの良いバトンタッチが出来れば男冥利につきる。

桜井哲夫さん!お見事。俊!親父をぶち抜け!おめでとうございます。

“一年の計は元旦にあり”昔から聞かされている言葉。これは、その年の計画は元旦に立てなさいと言う事なんだ。(去年の反省と勘違いしている人が結構いるけどね)12月31日と1月1日は隣同士で、どうって事もないけど何か新しい気持ちになる。大事な事だよね   “けじめ”

俺は今年けじめがつけられないでいる。こんな事は珍しいけど、ホントなんだ。このところアジア戦略を果しているが、彼らとのコラボレーションはなかなか歯車が合わない、時間軸が違うのか?(笑)

そうは言っても近いウチに決めないと。応援して頂いている企業様の都合も有るでしょうから。

GP2の浦本はもう決まっている、去年のリベンジをさせる。JSBの巧も今年は正念場、いつまでも若いと思っていたら大間違い、今年がラストチャンスだと思え。

問題はST600の龍太。俺はあいつの能力は低いと思っていない、ただライダー運が悪いだけ、特にSTの場合はね。ウチに来たばかりの頃は絶対王者小西が立ちはだかり、いなくなったらピレリショック、ついてないね。

GP3は考え中。マシン性能ならどこにも負けないから、元気のいい若い奴を乗せてもいいけど、マシンで勝っても意味ないからね。

鈴鹿8耐もリベンジの年だ。キヨが余裕を持ってBSBのチャンピオンシップを戦ってくれれば、鈴鹿と被っているレースをキャンセル出来るだろう。久し振りにあのコカコーラカップを東京に持って帰りたいモンだ。

今年もMuSASHi RT HARC-PRO.は全力で戦います。